提案のある建設機械レンタル「レンサルティング®」のアクティオ

i-Construction(ICT施工)

i-Constructionとは?

i-Construction(アイ・コンストラクション)とは、国土交通省が掲げる「生産性革命プロジェクト」の1つで、建設工事の生産性を飛躍的に高めることを目的にした取り組みです。少子高齢化による建設現場の人手不足解消や、労働環境の改善を目指しています。

2016年度から本格的に始動し、その大きな柱の1つが「土木工事へのICT技術の全面的な活用」です。これまで、手作業が主だった土木工事の現場にICTを導入して飛躍的に生産性を高める狙いがあります。

ICT施工

情報機器を使った施工は10年以上も前から存在していますが、近年、i-Constructionのスタートに伴って大きな注目を集めるようになりました。

ICT施工

i-Constructionで定められているICT活用工事は下記のような5つの段階に分かれています。

1. 3次元起工測量

ドローンやレーザースキャナーなどを使った測量で、施工前の現場の3次元データを得ます。かつて2人1組で必要箇所を足で回りながら測量を繰り返していた作業が、短時間に、正確に行えます。

2. 3次元設計データ作成

2次元の図面で提供される設計データを元に3次元CADを使用して3次元設計データを作成、または3次元データの状態で提供された3次元設計データを使用します。これら3次元データがこれ以降の施工プロセスを飛躍的に効率化してくれます。

3. ICT建機による施工

②で得られた3次元データを元に、ICT建機を使って施工を行います。設計データと、現況を比較しながら作業が進められます。ここでは、半自動的に設計通りの掘削を行うバックホーや、転圧の進捗を自動管理する締固めシステムなど、様々なICT建機が使用されます。

4. 3次元出来形管理などの施工管理

施工後、再びドローンなどを使った3次元測量を行い、出来形の3次元データを取得。設計通りに施工できているか等の確認を行います。

5. 3次元データの納品

発注元に各種データを定められたフォーマットで提出し、プロジェクト完了です。

3次元データが施工を変えた

ドローンなどを使って、3次元測量を行う

ドローンなどのUAV(無人航空機)を使って、3次元測量を行う

i-Constructionを実施する上で、最も大切なキーになるのが「3次元データ」です。これは今までのアナログな施工には存在しなかった要素で、これをいかに扱えるようになるかが、i-Construction成功のカギを握ると言ってもよいでしょう。

3次元測量によって得られた3次元データ

3次元測量によって得られた3次元データ

前述のように、3次元データには2種類あります。1つは、起工測量や出来形測量から得られる現場の3次元データです。もう1つは、2次元の図面をもとに作成した3次元CADで作られた3次元設計データです。

3次元設計データと高精度な計測システムがあることによって、現場ではICT建機が正確に施工を行うことができます。また、現場の3次元データと3次元設計データを使用することで、土量計算が正確にできることから、精度の高い見積書が作成できます。また、3次元データは、容易に立体的な映像として可視化できるのも大きなメリットです。発注者とのイメージの共有や、地元住民への説明もスムーズに進みます。

ICT建機が活躍

i-Constructionの現場では、ICT建機が活躍します。設計の3次元データに加えて、GNSSまたはTSを使ってリアルタイムに取得した建機の位置情報を使い、設計通りに施工していきます。

半自動で設計通りの掘削が行えるバックホーマシンコントロール

半自動で設計通りの掘削が行えるバックホーマシンコントロール

アームレバーを動かすだけで設計データに合わせて法面整形が行えるバックホーマシンコントロールや、あとどれだけ掘削すれば良いかを画面で指示してくれるバックホーマシンガイダンス、自動で締固めの管理ができるローラーなど、様々なICT建機が活躍します。アクティオは、現場にあったICT建機をコーディネートいたします。

自動的にブレードの高さをコントロールするブルドーザマシンコントロール
自動的にブレードの高さをコントロールするブルドーザマシンコントロール

自動的にブレードの高さをコントロールするブルドーザマシンコントロール

i-Constructionのノウハウを提供

3次元データの取り扱いや、測量方法の選定、ICT建機の選定・運用など、i-Constructionを実施するには様々な新しいノウハウが必要です。アクティオは、社内外にi-Constructionのノウハウを広く普及浸透させるべく、i-Constructionに関連する講習会を積極的に行っています。

半自動で設計通りの掘削が行えるバックホーマシンコントロール
半自動で設計通りの掘削が行えるバックホーマシンコントロール

トレーニングセンターで様々な講習を実施

3次元測量に特化した講習や、ICT建機を実際に体験する講習、2次元データを3次元に組み立てる講習など、実際に現場で役立つノウハウをご提供しています。

こうした取り組みの一環としてアクティオは、2020年12月15日に国土交通省関東整備局「ICTアドバイザー」の認証を取得しました。「ICTアドバイザー」は、ICT施工の普及促進を目的として、施工者や発注者がICT施工を実施する際に持つ疑問点や課題などについて、助言・技術的指導を行います。

2020年12月15日に国土交通省関東整備局から取得した「ICTアドバイザー」の認定書

2020年12月15日に国土交通省関東整備局から取得した「ICTアドバイザー」の認定書

自動化の先で力を発揮する営業拠点ネットワーク

i-ConstructionをはじめとしたICT施工は、これからも無人化、自動化、遠隔操作へと技術革新が次々に進んでいくことでしょう。通信の新規格(5G)の普及によって、東京のオフィスから九州の現場の施工を遠隔操作で行う、といった世界ももうすぐそこに来ているかもしれません。

しかし、遠隔操作がいくら進んでも、故障した機械の修理やメンテナンスは、人が現場に居なければ不可能です。アクティオは全国に拠点を持ち、即座に現場にかけつけることができるネットワークを既に構築しています。ICT施工が一般化する近い将来、このネットワークが、アクティオのサービスを支える大きな力になると信じています。

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動画紹介

GNSS締固め管理システム
TSマシンコントロールグレーダー
バックホー2Dマシンガイダンス
レーザースキャナー