WORKS職種紹介
ICTの知識を社内外に広め、
国土交通省のi-Constructionを推進
技術営業職
レンサルティング本部
ICTサポート課
中野 愛美MANAMI NAKANO
2016年入社 心理学科卒業
業界を絞らずに就職活動を行い、アクティオと出逢う
建設の先端技術を扱うICTサポート課で働く中野愛美。大学の専攻は文系で、建設業界に関する知識はまったくなかったという。
「学生時代はやりたいことが決まっていなくて、どういう業種を志望したらいいかもわかりませんでした。説明会で災害対応時の動画を見て、アクティオのスピーディーな判断力、行動力、そして規模や業界ナンバーワンの実績を知って、こういう会社だったら、いろいろな経験ができるかもしれないと思い、志望しました。」
入社1年目は、専門用語についていけず、かなり悩んだという。
「でも、新しく立ち上がったICTサポート課に異動してからは、理系出身の女性の先輩ができたこともあって、少しずつ知識がついていきました。」
ICTの最新技術を紹介する、
セミナーの講師として活躍
中野の仕事は、国土交通省が掲げるi-Construction(ICT活用工事)と深い関係がある。これは、測量から設計、施工、検査という一連の建設プロセスにICT(情報通信機器)を導入することで、建設業務の生産性向上を目指すもの。国を挙げた重要なプロジェクトだ。
「たとえば測量にドローンを使ったり、三次元のデータを活用して機械を動かすことで、なるべく人手を使わずに済む施工方法に変えていこう、ということです。私たちの主な仕事は、ICT導入を検討されているお客様を対象としたセミナーを開催し、講師として最新情報をご提供したり、当社で扱っているICT関連商品のプレゼンをすること、そして、ご要望や問題点をうかがって導入のご相談・ご提案を行うことです。」
実際には、お客様にとってICTの導入は決して簡単なことではない。
「出張していろいろなお客様からお話をうかがっていますが、ICTに関する情報提供や、社員教育などのバックアップを必要とされていることが少なくありません。私たちがそうした声にお応えすることで結果的にアクティオを選んでいただけたときは、とてもうれしいですね。」
女性も活躍できる場であることを、自分自身でアピールしたい
建設業界はまだまだ圧倒的に男性が多い社会だが、「女性が働きにくい、ということはありません」と中野は言う。
「少ないぶんだけ、覚えていていただけることは多いですし、講習では『女性の声の方が聴きやすい』というお声を数多くいただいています。」
業界に関する知識が全くないところからスタートした中野は、アクティオの大きな戦力に成長し、さらに次のステージを見据えている。
「ICT施工はまだ新しい技術です。アクティオ内での理解を高めるために、まずは社内教育に力を入れたいと考えています。また、現在のアクティオは女性管理職の割合が決して高いとは言えないのですが、女性の採用を手厚くしたり、女性が総合職や管理職になるための教育なども行っています。私自身がステップアップを重ねて管理職になることで、女性も活躍できる環境であることをアピールしたいと思っています。」